“と畜場での背割りが問題”という話を聞きますがそれはどういうことですか?
日本やヨーロッパ、アメリカなど世界のほとんどの国のと畜場では、牛を解体するのに体の中心で左右に分割する方法をとっていますが、これを背割りといいます。
この作業をするとき、背骨も2つに切り分けられるため、特定危険部位である脊髄に傷がつき、牛肉が異常プリオンに汚染されるのではないかと心配する声があります。
しかし、作業に当っては、脊髄を傷つけないようにするなど細心の注意が払われていますので、安心して良いと思います。 なお、厚生労働省では、消費者の方々により安心していただくため、現行の方式を改善すべく検討を進めています。